自己紹介
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古代ローマ史を専門にしています。ローマ史と一口に言っても、千年近くの長い歴史(ビザンツ時代まで含めれば二千年近くの歴史)があるのですが、特に4-6世紀のローマ帝政後期と呼ばれる時代を対象に、都市や行政、弁論・書簡や法律の文化を研究しています。この時代は大量の史資料が残っていながら、伝統的な学術分野で「エアポケット」になりやすく、全体的な把握がまだまだなされる余地が大きい魅力ある分野です。また、今なお新しい史資料が発見されているという点でも西洋古代史の中で稀有な分野です。我々にとって時間的にも空間的にも遠い研究対象ですが、キリスト教世界やイスラーム世界の原点を見つめ、現代社会でつい当たり前になっていることを見直す契機も頻繁に与えられます。私自身の研究手法は月並みな実証主義的なものでしかありませんが、ギリシア語やラテン語の文化の蓄積、中世以降の史料の変質など一筋縄ではいかない文字群相手にじっくり取り組みあいたいという方と一緒に考えを交わせられたらと願っております。
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連絡先
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電子メールアドレス: hjmtnk [at] ask.c.u-tokyo.ac.jp (*注意 @は[at]で表示しています。)
研究室: 駒場・14号館501B
電話番号: 非公開