自己紹介

自己紹介

 イタリア文化、特に中世ルネサンス期と20世紀のイタリア文学を中心に研究しています。「ことば」とテクストに向かい合いつつ、「文学」という枠組み自体を批判的に思想や芸術や社会の中で捉えなおしたいと思っています。
 情熱を共有できる人たちと対話する場として、大学での関係やネットワークを育てて行くのが理想です。

業績

業績

単行本(単著)
■Il suddito di Mikado- D'Annunzio japonisant, Milano, Archinto Editore, 1998
■Segni e voci dalla letteratura italiana. Da Dante a D’Annunzio (Collection UTCP 11), p.143, Tokyo, UTCP, 2012.
■ダンヌンツィオに夢中だった頃—生誕150周年記念展(東京・京都2013-14)と研究の最前線, p.336, 東京大学教養学部イタリア地中海コース, 2015年。

単行本(共著、分担執筆など)
□「ダンテの『神曲』の物語り」, 宮本久雄他編, 『シリーズ物語り論2, 原初のことば』所収, 東京大学出版会, 2007, pp.195-222.
□ 村松真理子(監修および翻訳),『旅 テクストへ/テクストから —文学・哲学・歴史をめぐる現代イタリア・地中海からの発信』(UTCP Booklet 22), p. Tokyo, UTCP, p.154, 2012.

学術論文
●Variazioni stilistiche nella formazione del testo del «Novellino» , ボローニャ大学大学院イタリア学研究科提出博士論文, 1997.
●「ガブリエレ・ダンヌンツィオの『聖セバスチャン』をめぐって」,《文芸研究ー明治大学文学部紀要》, n.114, 2011, pp.203-217.
●「21世紀初頭の日本とダンヌンツィオー「ヴィットリアーレ」所蔵資料から」, «Odysseus», n. 15, 2011, pp73-93.
●村松真理子,「「天使のような貴婦人」の系譜」,《西洋中世研究》, n. 4, pp. 98-124, 2012.

翻訳
○Miyazawa Kenji, Il violoncellista Goshu e altri scritti, Milano, La Vita Felice, 1996.
○Matsuo Basho, Poesia, Milano, La Vita Felice, 1996.
○アンナ・マリア・オルテーゼ,『悲しみの鶸』, 白水社, 2000(翻訳).
○アントニオ・タブッキ, 『イタリア広場』, 白水社, 2009(翻訳).
○アンジェロ・ポリツィアーノ, 「スタンツェ」, ロレンツォ・デ・メディチ,「アンブラ、謝肉祭の歌」, 池上俊一監修『原典イタリアルネサンス人文主義』所収, 名古屋大学出版会, 2010, pp. 681-758.

連絡先

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電子メールアドレス: marikom [at] ask.c.u-tokyo.ac.jp (*注意 @は[at]で表示しています。)

研究室: 駒場・18号館618

電話番号: 非公開