【履修】

Q:修了するには、何単位取る必要がありますか?
博士課程では3年間で20単位が最低必要とされています。セメスター制の科目では、1コマの授業(105分)を週1回、1セメスター(半年)履修すると2単位になります。ターム制の科目では、同じく1コマの授業(105分)を週1回または2回、1ターム(2か月)履修すると1単位または2単位になります。もちろん、ご自身の関心に基づいて、必須単位を超える数の授業を履修することは可能です。
Q:在学年限は何年ですか?
標準修業年限は3年です。しかし通常、博士課程は5年までの在学が認められます。最大限在籍できるのは、上記の在学年限に休学期間を加えた年数です。
Q:休学は何年まで可能ですか?
3年です。
Q:長期履修の制度はありますか?
職業との両立や出産・育児などの理由で計画的な長期履修を認められた場合は、博士課程6年まで在学可能です。そのさいの授業料は、標準修業年限分を長期履修の期間内に分割払いする形になります。
Q:修業年限短縮の制度はありますか?
優れた業績を挙げた者に対しては、審査の上、特例として修業年限短縮を認めることがあります。この制度によれば、博士課程の場合は、① 修士課程に2年以上在学して修了した者は、博士課程に1年以上、② 修士課程に1年以上2年未満在学して修了した者は、修士課程・博士課程を含めて3年以上、それぞれ在学すれば足りるものとされます。
Q:教職課程を受講することは可能でしょうか?
地域文化研究専攻では、中学と高校の英語の教員免許状を取得できるように、一定数の教職科目を設けています。ただし実際には、本専攻に進学してから教員免許をとった人は必ずしも多くありません。
Q:他大学の大学院で学んでいますが、退学して地域文化研究専攻に入学したいと思います。 その際に、単位交換は可能ですか?
単位の交換は認めていません。

【留学】

Q:外国の大学の大学院への留学はどのような制度になっていますか?
休学せずに留学する場合(在学留学)と、休学して留学する場合(休学留学)とがあります。前者の場合、留学期間はおおむね1年を超えないものとし、留学先の大学院で修得した科目は、申請により、修士課程・博士課程を通じて10単位を超えない範囲で、総合文化研究科の授業科目および単位として認定されます。後者の場合も、履修科目の単位認定については在学留学と同様の扱いがなされます。(*「大学院学則」第28条の2、第1項および第2項。)
Q:研究科もしくは専攻として独自に行っている交換留学制度はありますか?
あります。詳しくは、東京大学の国際交流協定の一覧(http://dir.u-tokyo.ac.jp/SysKyotei/01/)で確認下さい。リスト内で「担当部局」が「総合文化研究科」となっている大学と原則的に交換留学を行っています。

【研究環境】

Q:大学院生の自習室はありますか?
18号館2階は文系専攻学生用の自習室になっています。また、これとは別に8号館4階に地域文化研究専攻の学生向けの院生室もあり、パソコンやプリンター、コピー機などを使用することができます。
Q:個人用ロッカーはありますか?
残念ながら、場所や管理の問題があって、現在は整備されておりません。

Q&Aの最終更新日 : 2020-12-11