【入試説明会で出された質問に対する回答】
【オンライン試験の技術的問題について】

Q: パソコンが故障しており双方向(こちらからの音声発信)ができず、修理もこの状況でいつできるか分かりません。どうしたらよいでしょうか?
大学院総合文化研究科教務課大学院チームにご相談ください。
Q: 修士試験の口述試験において、パソコン(必要なら外付けのウェブカメラやマイクも)を用意することが説明されましたが、スマートフォンやタブレット端末を用いても支障ないでしょうか。またどのアプリを用いて試験を行う予定でしょうか?
映像と音声のやり取りができればタブレット等の端末でも構いません。しかし、口述試験の際にテクストや画像を示して説明を求めることもあり得ますので、ある程度の画面の大きさが確保されている方が望ましいです。アプリはWebexを用いる予定です。
Q: 事情があり、受験環境を整えるのが困難な状況にありますが、代替の対応策はありますでしょうか?
大学院総合文化研究科教務課大学院チームにご相談ください。
Q: できるだけネットの状況を確保しますが、それでも通信の問題が発生する可能性があると思います。その点についてどう対応するのでしょうか。
あらかじめ接続テストを実施します。面接時の通信障害には可能な範囲で対応します。
Q: 選考方法の変更に関して確認しておらず、オンライン出願者情報登録の控えを同封せずに書類を提出してしまいました。どのようにすればよいでしょうか?
大学院総合文化研究科教務課大学院チームにご相談ください。
Q: 私は中国在住の出願者ですが、卒業証明の原本は1枚しかなく、他の大学の出願もあり、書類を海外から郵送するには時間がかかりすぎるのではないかと心配しています。証明書類はいつ返却できますか。オンラインでPDF を提出するのはできないのでしょうか。
大学院総合文化研究科教務課大学院チームにご相談ください。
Q: 外国の大学・大学院を卒業している者です。コロナの関係で卒業証明書・成績証明書が紙の形式では取り寄せられません。東京大学へ直接デジタル形式で送るかたちになってしまいます。どうしたらいいでしょうか。
大学院総合文化研究科教務課大学院チームにご相談ください。



【外国語試験について】

Q: 二次試験で行われる口述試験は、二言語にて(例えば英語、ドイツ語のように)行われるのでしょうか?
口頭試問自体は日本語で行われます。
Q: 二次試験の選択外国語について、研究する地域の公用語ではなく、研究対象となる人々の使用言語を選択することは可能でしょうか?
その言語が指定の11言語に含まれていれば可能です。
Q: 口述試験で選択外国語の試験を行うということは、口述試験での受験者と審査員との会話を選択外国語で行うということでしょうか?
外国語のテキストについて、日本語で説明を求めることが一般的です。ただし、言語と研究対象によっては外国語を用いて口述試験を行うことも排除されません。
Q: 外国語科目の口述試験について英語での試問を行うこともあるとのことでしたが、これは英語Ⅱの試験を行う、ということと同義でしょうか ?主として選択外国語の試験を行うというのは、研究で主に使用する一つの言語の試験を主とするということでしょうか?
英語Ⅱに相当するレベルの問題を口頭で回答していただく可能性はあります。選択外国語の試験は、主に研究で使用する言語の試験となります。
Q: 二次口述試験において「英語による試問もある」と説明されましたが、英語以外の言語では口述の試問はないということでしょうか?もしその場合は、どのような形式で試験が行われるのでしょうか?
英語のテクストについて、日本語で説明を求めることが想定されています。英語以外の選択外国語の試問も同様にです。
Q: 私は四年間日本の大学に通っている台湾人ですが、外国語Ⅱの中国語を選択しても大丈夫でしょうか?
一般枠で受験するのであれば可能です。詳しくは大学院総合文化研究科教務課大学院チームに確認してください。
Q: 日本の大学を卒業した学生の場合は、出願の「外国語試験」は日本語ではないことになるののでしょうか?
大学院総合文化研究科教務課大学院チームに確認してください。
Q: 第一次選考の提出課題で自分の英語能力を記す部分があると説明がありましたが、英語能力試験(IELTSやTOEFLなど)のスコアを記入していることは選考に有利になるのでしょうか?
記入することは構いませんが、それだけで有利になることはありません。
Q: 外国語の試験で辞書の持ち込みは可能でしょうか?
辞書の使用は認めていません。
Q: 修士課程入学試験の募集要項には、受験する外国語について「入学後研究する地域の主たる使用言語」と説明されていますが、選択外国語に自分の研究対象地域の言語がない場合はどうすればいいのでしょうか?
「入学後研究する地域の主たる使用言語」は、対象地域でいま使用されている言語だけではなく、広く研究対象と関連性の深い言語を指します。したがって、英語など、研究上必要と思われる言語を選択してください。
Q: 博士課程の入学願書に、修得する外国語を二つ書く欄があるのですが、どのように記入すればいいのでしょうか?
これまで修得または学習した外国語を記入してください。出願資格「第1号」以外の出願者に対する外国語試験は、研究地域や研究内容と修得外国語の状況を総合的に考慮して課します。



【出願について】

Q: 大学院に入学したいのですが、出願はどのようにすればよいのですか?
大学院総合文化研究科の下記ホームページに掲載されている募集要項等をご覧ください。
https://www.c.u-tokyo.ac.jp/graduate/admission/master-doctor/index.html
Q: 修士課程と博士課程の両方を受験することはできますか?
できます。
Q: 総合文化研究科内の他専攻を同時に受験することはできますか?
例年、入試は同一の日程で行われますので、例年通りですと、できません。総合文化研究科内の他専攻に関する受験情報も、募集要項に含まれています。
Q: 外国語科目として、いくつかの言語が課せられるのですか?
出願種別によって異なります。一般出願者は「英語Ⅰ+選択外国語2科目(外国語(Ⅱ)(1)、外国語(Ⅱ)(2)」と規定されていますので、例えば「英語Ⅰ+英語Ⅱ、中国語」「英語Ⅰ+フランス語、スペイン語」などという2か国語ないし3か国語の組み合わせが可能です。外国人出願者は日本語1科目、社会人特別出願者は「英語Ⅰ+選択外国語1科目」です。
Q: 選択外国語としては何語が選べますか?
英語Ⅱ、フランス語、ドイツ語、中国語、ロシア語、イタリア語、スペイン語、韓国朝鮮語、アラビア語、古典ギリシア語、ラテン語が選択可能です。
Q: 修士課程の外国語(Ⅱ)について、研究をしたい地域の言語が選択肢になければ、その地域に近しい言語を選択するということでしたが、それらの言語を習得していない場合は受験できないということでしょうか?
2つの言語が習得できていなくても、受験自体を妨げるものではありません。
Q: 受験の前に、教員と個別に連絡をとってもかまわないでしょうか?
研究上のアドバイスを受けたり、進路を相談したりするため、連絡をとることは妨げません。専攻としてはむしろそれを歓迎しています。必要がある場合は、専攻のメールアドレスarea[at]ask.c.u-tokyo.ac.jp([at]を@にかえて下さい)までご相談下さい。ただし、入学願書の提出締め切り日以降は、教員への個別連絡は控えていただくことにしています。
Q: 事前に教員と接触し、挨拶しておくべきでしょうか?
必要ありません。また、接触の有無が試験の結果を左右することはありません。



【提出物について】

Q: 修士入学の第二次(口述〕試験に提出する研究計画書は、専攻ホームページにある様式を使わずに書いてもかまいませんか?
研究計画書は必ず  http://ask.c.u-tokyo.ac.jp/researchplan.html から様式をダウンロードして、そこに書かれた指示に従って作成し、提出してください。
Q: 修士入学の第二次(口述)試験に提出する論文は、卒業論文でなくともかまいませんか?
かまいません。ただし、入学後の研究テーマと関連している内容であることが求められます。
Q: 修士入学の第二次(口述)試験に提出する論文に字数の制限はありますか?
とくにありません。ただし、外国人出願者には、原則として日本語で20,000字前後という基準を設けています。
Q: 博士課程の入学試験に提出する論文は、修士論文でなくともかまいませんか?
かまいません。ただし、入学後の研究テーマと関連している内容であることが求められます。
Q: 博士課程を受験予定です。日米の大学院を卒業していて、修士論文が二つあります。どちらか一つを提出すればよいのでしょうか?それとも、両方提出した方がよろしいでしょうか?
一つで結構です。入学後の研究テーマに近い方を提出してください。二つ目を「参考論文」として併せて提出することも可能です。
Q: 博士課程の入学試験に提出する論文に字数の制限はありますか?
特にありませんが、本専攻に所属する内部生に課せられている修士論文の分量が6万字前後である点を参考にしてください。
Q: 提出論文の要旨は、地域に即した言語で書くべきですか?
研究内容と関連性のある言語や研究上必要とされる言語であれば、必ずしも対象地域の言語でなくてもかまいません。
Q: 他の大学等に提出した論文要旨を今回の入試のために変更することは可能でしょうか?
かまいません。



【指導教員と研究内容について】

Q: 入学前に(希望する)指導教員を決める必要がありますか?
いえ、指導教員は入学後に決めることになります。
Q: 指導教員はどのように決まるのでしょうか?
入学時のガイダンスで、本人の希望や研究内容等を総合的に判断して決めます。
Q: 准教授や専任講師を指導教員にすることはできますか?
できます。
Q: 研究したいテーマがあるのですが、その分野を専門としている先生はいますか
専攻のホームページに教員紹介があり、専門分野や発表した論文などが掲載されていますので、参考にして下さい。
Q: 指導してほしい先生がいます。入学試験の前に是非連絡を取ってお話ししたいのですが、可能でしょうか?
入学試験以前に個人的に連絡を取ることを認めるかどうかは、各教員の判断にまかされていますが、専攻としてはこれを歓迎しています。必要がある場合は、専攻のメールアドレスarea [at] ask.c.u-tokyo.ac.jp ( [at] を@にかえて下さい)までご相談下さい。ただし、願書提出締め切り日以後は、公正を期すために各教員への個別訪問等は控えていただくことにしています。



【授業について】

Q: 入学前に授業を見学できますか?
外部の方の授業見学は、原則としてできません。どうしてもという場合には、授業担当教員の許可をご自分で得てください。あくまでも担当教員の判断によるもので、専攻が公式に認めているわけではありません。
Q: 週に何日くらい通学すべきですか?
修了までに必要な単位を取得することができさえすれば、週に何日大学に来なければいけないという義務はありません。
Q: 時間割やシラバスを閲覧することはできますか?
東京大学授業カタログ( http://catalog.he.u-tokyo.ac.jp)や本専攻のホームページで見ることができます。
Q: 来年度の授業のオンラインと対面のバランスは現在どのように検討されていますか?
来年度については不確定要素が大きいですが、状況が悪化しなければ、大学院の授業については対面授業が推奨されています。


【社会人枠について】

Q: 社会人の受験資格とはどのようなものですか?
「社会人特別選抜」の対象となるためには、たんに会社・学校・官公庁等での在職経験を持つのみならず、その社会人としての経験と、今後の大学院での研究とのあいだに密接な関連があると認められることが必要です。
Q: 社会人枠で受験する場合、必ず在職していなければならないのでしょうか?
社会人特別選抜には、社会人としての経験を有する者を含みますので、出願時、あるいは入学時に必ずしも在職していなくてもかまいません。
Q: 社会人枠で入学した場合、勤務先からの書類は必要でしょうか?
入学手続きの際に、在学期間中は大学院の学業を尊重する趣旨の、勤務先の長による文書を提出していただきます。
Q: 社会人枠で入学した場合、学業と仕事の両立は可能でしょうか?
個々の事情によって違いがあるので、一概には言えませんが、両立は可能です。授業の履修や論文の執筆は、入学後に決まる指導教員と相談しながら、計画的に進めてゆくことになります。
Q: 社会人の学生のために、夜間や土曜日の授業など時間割上の特別の配慮がありますか?
とくにありません。


【留学生関係】

Q: 大学院に入学するには、日本語ができる必要はありますか?
あります。修士の筆記試験では、日本語の試験もあります。また、日本語の学力を証明する書類を提出していただく必要があります。なお専攻内の授業の多くは日本語で行われます。
Q: 大学では、日本語を練習するためのコースを開設していますか?
外国人研究生、大学院生を対象としたコースがあります。詳しくは日本語教育センターのホームページ( http://www.nkc.u-tokyo.ac.jp/index_j.html)をご覧下さい。
Q: 外国人なのですが、日本の大学を卒業しています。この場合でも、「外国人」として出願するのでしょうか。
いえ、その場合は日本人と同じように出願することになります。外国語科目に関しても、日本人と同じ扱いになります。
Q: 「外国人研究生」とは何ですか?
外国人研究生は、正規の大学院生ではなく、学位も取得できません。留学生の場合、最初の1年程度を外国人研究生として過ごし、その間に正規の大学院へ入学する準備をする、という事例がよく見られます。
Q: 外国人研究生になるにはどうすればよいのでしょう?
外国人研究生は4月と10月に入学を受け入れています。10月に入学を希望する人は同年2月末日までに、翌年の4月に入学を希望する人は9月末日までに出願書類を提出しなければなりません。当専攻でその内容を審査した上で入学許可者を決定します。詳しくはGlobal Komabaのホ-ムページ( http://www.globalkomaba.c.u-tokyo.ac.jp/inbound/admissions.html)をごらん下さい。
Q: 外国人研究生の場合でも、日本語ができる必要はありますか?
あります。授業の多くは日本語で行われます。


【その他】

Q: 修士課程第一次合格者に対する提出課題の書類の中で、口述試験では提出論文と研究計画について要約して述べることが求められとありますが、これはどの言語で行うのでしょうか
原則として日本語です。
Q: 国語政策の分野なので基本的に日本語を主とするのですが、海外の論文の閲覧や特にドイツの国語政策を参考に研究を進めたいと考えていて、そのために英語とドイツ語を選択したいと考えておりますが、以上の理由で試験科目としてこの二言語を選択する事は許容されますか?
問題ありません。
Q: 口述試験では、一人当たりの時間はどのぐらいですか。そして、以前の筆記試験のような専門科目が問われますか?
試験時間は原則として40分を予定しています。筆記試験のような一般的な共通問題はありません。
Q: 今年度の修士課程入試では、一次試験が書類選考で、二次試験が口述試験となり、筆記試験は無いということでしょうか?
今年度、筆記試験はありません。
Q: 第二次試験に提出する論文では、表や付録は、文字数に含まれますか。少し長い付録を添付することができますか?
長さの規定はありません。
Q: 口述試験の時、手元に持っている物として、何が許されますか?例えば、机の上に紙とペンがあっても構わないでしょうか?
かまいません。
Q:第二次試験について、外国人出願者の場合、専門別の外国語の口述試験は行いませんか?
研究上必要な場合には実施します。
Q: 第一次試験の課題はオンライン提出という理解でよろしいでしょうか。提出様式やファイル形式に指定はあるでしょうか?
地域文化研究専攻では課題の提出は全てオンラインです。ファイルはPDF形式としてください。
Q: 博士後期課程の口述試験と外国語試験は同じ日に行われるのでしょうか?
はい。
Q: 一次選考にて提出する研究計画と二次選考にて提出するものの内容は同じもので差し支えないでしょうか。
あくまで別々に作成してください。
Q: 第一次を通った場合ですが、口述試験の日程に関してこちらから希望を出すことは可能でしょうか?
できません。
Q: 貴校の博士課程院生が入学から4年以内に卒業した割合を聞きたいのですが。
統計はありませんが、単位取得退学を除き、4年以内に博士論文を完成した事例はかなり少ないと思われます。


Q&Aの最終更新日 : 2022-11-04